皆様こんにちは。鹿児島の新築住宅メーカー、デザインカフェスタジオでございます。
梅雨模様から、晴れ間が広がることが多くなってきました。
晴れた日の夕日はとても綺麗で抜けるような夏の空を感じます。
さて、今回のテーマは【地震に強い家づくり】についてです。
いつどこで起こるのか分からない地震。
安心して暮らすためにも、住まいの地震対策は必須となってきます。
地震に強い住まいのためには「建物の構造」「地盤」「基礎」が重要となります。
◎建物自体を地震に強い構造にする
・耐震
柱や梁、壁などの建物の構造自体を丈夫にして、地震の揺れに耐える構造。
筋交いや構造用合板を配置した耐力壁で地震の揺れを抑えます。
・制震
建物の中にダンパーなどの装置を備え付け、地震の揺れを吸収する構造です。
・免震
建物と基礎の間に装置を取り付け、地震の揺れを軽減します。
大規模な装置になるので数百万円~のコストがかかります。
一戸建て住宅には耐震と制震が主に用いられています。
◎地盤改良
また、上記の対策をしていても、家が乗る地盤が弱いと傾きなどの危険があります。
そのため、家を建てる前に土地の地盤調査を行い、弱い地盤の場合は地盤改良工事をする必要があります。
地盤改良工事にはの3つの方法があります。
・表層改良方法
地盤にセメント系固化材を混ぜ合わせ、地盤を強化します。
・柱状改良方法
コンクリートの柱を注入して地盤を固めます。
・鋼管杭工法
鋼管を注入して地盤を固めます。
◎基礎
家の土台となる基礎も耐震に関わりがある部分です。
地盤・気候などを勘案する必要があります。
・布基礎
立上り部分で住宅を支えます。
コストに優れ、凍結の可能性が高い寒冷地でよく用いられます。
・ベタ基礎
床下全面をコンクリートで固めます。
耐震性・湿気対策に優れています。
「建物の構造」「地盤」「基礎」は建築地・建物の状況によって異なります。
気になる方はぜひデザインカフェスタジオにご相談くださいませ。
***
この投稿をInstagramで見る